朝霧JAM 2日目編

ぐっすり2日分の睡眠を取り、9時過ぎに起床。少し朝方は冷えたけど、フジの灼熱地獄に比べると天国です。気持ち良かったー。水を汲みに行ったら富士山がドーンと現われてた！合掌してからテントに戻り朝ビール＆お湯沸かして朝飯であるカップラーメン。蓋がパンパンなのがおもろい。高地で食べる高カロリーラーメンは格別だね。

帰りの準備を先に、ってことでこの時点でテントを畳み同行者のテントへ予め収納しときました。クロマニョンの音が聞こえる。結構かっこいいね。この時僕は隣のテントの子供に遊んでもらい和んでましたが。

というわけでこの日見たライブは以下の4組。ゆっくりしてたので前日より大分少ないっす。

マルコス・スザーノ/沼澤尚/勝井祐二/内田直之
なんたって何時ぞやのフジの個人的ベストアクト。非常に期待してましたが、結果的にこの日は数年前のフジより大分抑え目の演奏でした。ガンガン踊って脳味噌をかき回して欲しい願望モードの僕には少し不満でしたが、それでも、沼澤さんとスザーノの呼吸による寄せては返すリズム達、にメロディで弧を描いてくような勝井さんのヴァイオリン、それらの音を溶かし合わせる様な内田さんのダブミックスによる即興演奏は十分サイケデリックかつ刺激的でありました。初めて見た友人は大満足だった様子。

OKI DUB AINU BAND
というわけで2日目のベストアクトはOKI DUB AINU BAND！「富士山噴火しねーかなあ」初見でしたが素晴らしかった。アイヌの歴史っていうとっつき難いメッセージも音に乗るとすんなりと伝わりやすいんだなあ。しかも彼らはただ頭ごなしにがなるんじゃなくてユーモアを持って客に伝えようとしていてとても素敵でした。北海道ってスゲーなあ。コシの強いダブベースな演奏も次に演奏した HEAVYMANNERSが遥か彼方に霞んでしまうほどヘヴィーでダビーな素敵音。トンコリの音もカッコよくて一番気持ちよく踊ったなー。ドラムは連投で沼澤尚で、何故かマルコス・スザーノが一緒にパンデイロ叩いてて結構それもマッチしててよかった！

THE HEAVYMANNERS
というわけでダブ3連発。予想通りふっといベース音。前2バンドと比べてかなりオーセンティックなダブってな調子の曲群。アルバムで共演してるKボンやシンゴ2の客演は無い、シンプルで飾りっ気のない骨格のような演奏でした。特にオーディエンスとコミュニケーションを図らない強気の姿勢、ストイックなのは非常に伝わるんだけどフェス向きじゃないかな。個人的には盛り下がってしまった。

THE CINEMATIC ORCHESTRA
もう十分お腹いっぱいだったので、本当のお腹を満たすため食糧補給。「オムライスのDOG」という屋台でオムカレーを食べるも、うーんイマイチ。で足りなかったのでつくねを2本購入。
期待値の高かったシネマティック・オーケストラはというと・・・なんか、ポーティスヘッドみたい？

しばらく座ってボケーっと見ながら、いい時間になったのでテントをバラし片付け準備。でメイン会場に荷物を運び戻ると、民族大移動の図。うわ〜去年みたいにまたこれから1時間半くらい並ぶのか〜と諦めモード。気付けばトリのDachamboが奇声を発しながら演奏してる。苦手なんだよなあDachambo。
と思いきや殊のほか列がスイスイと進み20分くらいの待ちで本栖行きのバスに。おお早いじゃないか。いそいそとバスに乗り込み一息ついて窓の外を見ると、、何と大雨でビックリ！奇跡的なタイミングの良さ。う〜んこれは日ごろの行いのお陰ですね。
駐車場に戻れたのが19:30頃。それから樹海の横を通り、高速へ乗り、談合坂インターでニンテンドーＤＳが当たる「セレブガチャガチャ」を泣く泣く諦め走ること1時間くらい。あっさりと22:00頃に渋谷NHK前のレンタカー屋に着いたのでした。
打ち上げのサイゼリヤも含めての今年の朝霧JAM、とてもナ〜イスなものでした。また来年も変わらず参加したいなあ☆

see you。。。