秋も、一箱古本市@根津千駄木

12日(日)は懲りもせず一箱古本市@根津千駄木へ行ってきました。今年はいつもの道端で突然、って感じじゃなく、まとまった会場のような場所が3箇所用意されていました。

根津駅で降り、ねんねこ屋の横の坂を上がってまずは宗善寺へ。TOKYOBIKEのレンタサイクルなんかが用意してあって楽しげな雰囲気。

ここが、というか正確にはここに出店してたAZTECAという本屋さんが良くて、ずっと探してたカースタイリング別冊のルイジ・コラーニ特集第2集をゲットすることができました。これでコラーニ別冊はコンプリートです。嬉しい。そこで沖野修也のDJ 選曲本も合わせて購入。聞けばここの店主さんはKyoto Jazz MassiveなんかのVJをやってる方でこの本も沖野さん本人から貰ったものだとか。面白い本ですよとリコメンドしていただきました。ブルーノ・ムナーリの絵本が異常に充実してたり倉俣史朗のレアブックがあったりして気になったなー。実店舗は神田にあるそうなので今度言ってみようっと。
AZTECA booksとArt and Craft Gallery VEGECA

ルイジ・コラーニ〈第3集〉Bio-design of tomorrow (1984年)

ルイジ・コラーニ〈第3集〉Bio-design of tomorrow (1984年)

ディスカウントして頂いて2,000円!アマゾンには第3集しかない模様。。ディスカウントして頂いて500円!プレイ中何考えてるかって興味あります。田中フミヤの解説DVDに続くナイス企画。


そのまま三崎坂方面へ移動しライオンズガーデン谷中三崎坂会場へ。ここでは特に収穫なし。ちょっと来る時間が遅かった、てのもあるかも。しかし、前回も思ったんだけど非常に金子光晴率と植草甚一率が高い。ついでに細野さん(YMO)本率も。本好きの素人って、趣味が似てきてしまうものなのかしら。前回は晶文社率が異様に高かった記憶アリ。

三崎坂を下った神社で「菊祭り」ってなイベントをやっており、その名の通り菊が売ってました。妙にレイドバックした空気が流れてたなあ。



不忍通りを越え、団子坂を登りきった辺りのお寺、光源寺の会場へ。ここが一番規模でかくて古本のほかに飲食の屋台や小道具、昔のおもちゃなんかが売ってて、さらにおばちゃんヴァイオリニストがジュディ・オングやらの歌謡曲を哀愁がかったアレンジにして弾いてるという謎の雰囲気が演出されてた。

もう終了間際だったので結構値引きされてて僕は以下の4冊を購入。

甘露なごほうび 2

甘露なごほうび 2

200円。学生当時ハナコでの連載を本体は買わずとも毎回読んでました。食べ物に関する好エッセイ。
奇跡の大河 (新潮文庫)

奇跡の大河 (新潮文庫)

300円。なんとなく。
マラフレナ (1983年) (サンリオSF文庫)

マラフレナ (1983年) (サンリオSF文庫)

上下で400円!これは掘り出し物かと。

お金が無くて泣く泣く断念したんだけど他にも欲しい本がいっぱいでした。それにしてもマラフレナ上下巻400円は安かった!

いいイベントです。前々回〜前回のスタンプラリーも楽しいけど、今回みたいな形のほうが宝探しに熱中できて個人的に嬉しいな。