個的な精鋭が世界を変える
本日某所で若松孝二監督の『天使の恍惚』を観てきました。
革命組織に裏切られた1グループが、孤立する中、個的にそれぞれの闘争を実現し散っていく物語。浅間山荘事件の直後、「無差別テロ」を助長する映画だとして、上映反対キャンペーンが起こったらしい。
冒頭の横山リエが気だるくテーマソング(?)を歌うところで既にノックアウト寸前。勿論リアルタイムではないけれども大学入学当初「立看板」の乱立にビビった僕としてはその何ともいえないこの「時代」の緊迫感というか騒然とした雰囲気というかに終始緊張しぱなしだった。劇中の音楽は若き日の山下洋輔トリオが担当していてイチイチ格好良いのだけれど、物語の感情がピークに達するなる箇所で実際トリオの映像に切り替わり爆音で音楽が演奏されるところ〜その後数分はこの映画の爆発点かと。もうすぐ『実録・連合赤軍』公開なのでこれも見に行きたいす(そういえばこの前の講演でジム・オルークが若松監督に音楽かなり駄目出しされた、と言っていたな)。
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そうそう、ヤングマガジンで連載されてる『センゴク』かなり面白いすね。15巻ようやく読みました。ヘタな(というか殆どの)大河ドラマ顔負けのクオリティと迫力ですね。
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