嵐の夜に

土曜日はGHOSTのライブ＠Super Deluxeへ。ビールが高い。
前回見たのは去年の2月だから非常に久し振りのGHOSTでした。その時は馬車道のbankARTという荘厳な場所でOHPでカラフルな水槽をユラユラ投影する映像と相まって文字通り極彩色の空間が出現していたという、それはそれは素晴らしい経験でした。

で今回は2部構成。ステージ左端にティンパニが2台置いてあるのを見るだけで上がります。最初のセットはバグパイプ奏者とチェリストを招いての地獄のマーチとでも言うべき長尺な曲を2曲。やっぱりカラックス『Pola X』にでてくる楽隊のイメージとダブる様な、不安なグルーヴがとぐろを巻いてました。うなされます。最高。
休憩を挿んだ第2部はバンド色の強いステージ。さっきは鳴りを潜めていた栗原さんのギターの存在感がもの凄い。あんなに大音量且つ綺麗なノイズを聴いたのは久々かも。ギターサイケ風味が増したせいか、僕にはちょっと「太古のロック」ぽく聞こえて入り込めないかな、とも途中思ったのですが最終的にはそんなの関係ねえ、でした。

その後渋谷に移動して愉快な仲間達と合流。1次会→2次会と流れ最後はお決まりのカラオケに。何度設定温度を変えても室内温度が28度以上という異常な部屋でビギンの「島人の宝」などを歌いつつ5:00近くまで。
結論。2日酔いは死にたくなる。結論その2。しかし結局繰り返してしまうんだよ。