アルゼンチンin東京

で日曜は1つ上なのに異常に重厚感のある先輩に誘われて「アルゼンチン⇔東京」@青山CAYへ。アルゼンチン、サッカーとボルヘスピアソラの国ですね。それにしてもCAY久し振りだなー。前回来たときはフランスのMellowとスパンクハッピーが出たイベントだったんだよなー。その時もこの日みたく寒い日だったのを覚えてます。何年振りだろうか。


GROUP
ライブ一発目はグループというグループ。大胆な名前ですな。トランペット、ギター×2、ベース、ドラムの5人組。まったく予備知識無しでしたがファンション系若者を中心に受けそうなゆったりトータス寄りJAMグルーヴ。ドラムのアレンジが若干ビミョウな気もしなくもないけど、各楽器間違いの無いところに音を落としてて程よくダビーで気持ち良い。日本のJAM系バンドが好きな人に。


Buffalo Daughter+ 外山 明 × フェルナンド・カブサッキ
1時間にわたるノンストップのセッション。寄せては返す音の群れ。結構ぎこちなくて途中集中力が切れたこともあったけど全体的には非常に楽しめました。しかし凄い久し振りに見るなバッファロー・ドーター。その時はあんまりいい印象じゃなかったんだけど、考えを改めさせられました。っていうかドラムが外山明さんて反則じゃない?リズムの裏へ裏へ音を置いていくすごいアヴァンギャルドなドラミング。す、すごい。シュガーとカブサッキの唐竹を割るようなツインギターも良かった。しかしこれムーグがコンダクトしてるんだろうか?そんな風には見えなかったけど。終わったらどっと疲れが。


フェルナンド・カブサッキ勝井祐二 × 山本精一 × 芳垣安洋
合間DJのアメコミな映像で頭がおかしくなりそう。もっとチルな音と映像の方が・・。ステージは豪華な面子。半ロボサッキですな。アンコール以外はほぼ即興演奏っぽい感じで、曲の構成はロボやVincent Atmicusと共通点があって芳垣さんの民族系打楽器で始まり→勝井さんのヴァイオリンが弧を描いて→そこにギターが入ってくる、という形が多かった。しかしそこは皆経験豊富素晴らしいミュージシャン、リズムや演奏で変化を付けつつ曲の後半に行くにつれてしっかり盛り上げて行く。中でも本編最後の曲とアンコールの曲(山本さんの曲とのこと)は圧巻で、フレーズがどんどん高速にラウドに重なっていく様を聴いてるとまるで宇宙に昇っていくようだったよ。終演後まわりのお客さんたちも「ヤベー」って顔してた。大満足。
しかし芳垣さんてやっぱり凄いドラマーでグルーヴメイカーだよなー。近くで見て改めてそんなことを思いました。


5時半に会場に入って終わったのが10:00過ぎ。流石に疲れました。。がそこから中目黒に戻り1時過ぎまで某居酒屋へ。そんなかんだで週末の夜は更けていくのであった。

LIVE at 東京キネマ倶楽部 7/7 2006

LIVE at 東京キネマ倶楽部 7/7 2006