新宿2days
1日2日と新宿へ行ってきました。最初は苦手だった新宿線が段々好きになってきたよ。昨日は2丁目で今日は歌舞伎町。いずれも同じ友人(男)と。ゲイか、俺は。
えー、1日はピットインにThe Thing(マッツ・グスタフソン(Sax)インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(B)ポール・ニルセン・ラヴ(Ds)+びっくりゲスト)のライブを見に。びっくりゲストはジム・オルークでした。あまりびっくりしませんでした。噂のスーパードラマー、ニルセン・ラヴが気になってたんですが、確かに人間とは思えないドラミングでしたが、特段目が行くと言うわけでは無かった。ベースにやられたし(超凄腕です)、サックスにやられたし、そしてジム・オルークの気違いギターにやられました。百回くらい見直しましたよ、ジム・オルーク。その音楽は肉体性を回復した(フリー)ジャズ、といった趣きで、冗長な部分も確かにありましたが、ひっじょーに熱のこもった演奏で宙に浮こうかと言う瞬間が2、3回ありました。やっぱたまにはこういう音楽聴かなくちゃだめだ。
友人が買っていたブロッツマン/グスタフソン/ニルセン・ラブのCDをマーク・ラパポートさんがコルトレーンの『アセンション』みたいと言っていたのですが、僕が買ったCHICAGO TENTETというグループ(同じくブロッツマンやニルセン・ラブなど10人が参加)のCDもアセンションみたいだった・・。すげーヘビーな内容。
- アーティスト: BROTZMANN CHICAGO OCTET,BROTZMANN CHICAGO TENTET
- 出版社/メーカー: Harmonia Mundi
- 発売日: 1998/09/04
- メディア: CD
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2日は新宿JAMにVAJRA(三上寛+石塚俊明+灰野敬二)のライブを見に。JAMなんて何年ぶりだろう。多分前に行ったときは友達のバンドの・・・。いやーこちらも凄かった。濃ゆいツーデイズ。8割方こないだフジロックの三上寛のセットリストと同じだったんだけど、灰野さんのギター、時に爆弾が落ちたような時に空間を侵食していくようなフィードバックなんかで全然別の曲になってた。恐るべし。ノイズ風の演奏だけでなくカッティングやリフなんかも堪能できました(凄くテクニックもあります)。どんな人と競演しても灰野さんは灰野さんだ。そんな爆裂ギターにも負けずどっしりした歌を聞かせた寛さんはまさに漢です。石塚さん(元頭脳警察ですね)も炸裂するフロントラインと絶妙な距離感でのドラミング。流石でした。
強烈な音楽に当たったのか、この日は夕食後ずっとお腹が痛かった・・