ひんやりダブ
昨日はSuper Deluxeでquartz-head 05のレコ発を見てきました。
今回は藤原大輔さんがSAX+プログラミング、イッチーさん(元デターミネーションズ)がライブダブ、オマーさん(ワガン・ンジャエ=ローズのバンドに居た様な・・・、気のせい?)という外人さんがジャンベ+ボーカルというトリオの編成でした。ライブダブとジャンベがいるので、何と言えばいいのかわからないのですが、ともすればアフリカーン色の強い、というより土着的な民族ぽい音楽になりそうなものですが、ひんやりした感触のダブとでも言うべき非常にクールでカッコイイ演奏でした。踊ってる人が少なかったな。
でquartz-headの前はGOTH-TRAD(その後ソロ)と勝井悠二さんのセッションで、遅れていったので最後10分くらいしか見れなかったのだけど、GOTHさんのダビーなトラック(ソロより若干おとなし目)に、勝井さんがヴァイオリンの深くエフェクトを掛けた音色だったり、裏に弦のアタック音を入れたりして、ズブズブ沈んでく様な酩酊感溢れる音楽でこれも非常にかっこよかったです。
今日、久し振りに西荻窪「古書音羽館」へ行って、
・カルロス・フエンテス『脱皮』(集英社ラテンアメリカの文学)
・ル=グイン『マラフレナ(上巻)』(サンリオSF文庫)
・フリッツ・ライバー『妻という名の魔女たち』(サンリオSF文庫)
の3冊を購入。相変わらずいいセレクトです。他にも欲しい本があったのですが、持って帰るのが重いので・・断念。
ついでに先日ブライス=エチュニケ『幾たびもペドロ』読了。狂おしくて滑稽で悲しいラブストーリィでした。面白かった。
- 作者: ブライス=エチェニケ,野谷文昭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1983/10
- メディア: 単行本
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