再びキップ・ハンラハン

RyoTheLukewater2007-04-24

昨日は仕事が終わってから前日に引き続きキップ・ハンラハンのトークショーを聞くために新宿のタワーレコードへ。市ヶ谷から新宿までは意外と近い。写真は伊勢丹のクンゼル&デガ。カワイーね。今度ビルケンとのコラボサンダルが発売になるらしい。楽しみ。


開始時刻丁度に到着するとまだ5人位しか居ない・・、がそれから徐々に人が集まりだし本人が現れる頃には7分位の入りに。今回はキップだけでなくコンボピアノもゲストとして登場(殆ど喋らせてもらえてなかったけど)。
昨日は座って少し堅苦しくなったから今日は立ってやりましょう、と現れるなり喋り出したキップは機嫌が良さそうで前日よりも饒舌。ロックのプロデューサーはシンガーに座って歌わせないでしょう?とのこと。
今回は主に新作の話(6月に発売になるそうです)とアフリカ起源の音楽から影響(ダウンビートだけではなく音に怒りを込めることも)と再度デジタルとアナログの話題など。アブリル・ラヴィーンを今日知ったけど、あの手のCDには音楽が入っているのではなく政治・お金が入っているのです、という感想?を盛り込みながら。途中からデジタル世代のタクマさん(コンボピアノ)が居たらアナログ世代の僕は話しにくいから、といってコンボピアノを追い出し1人で話し続け、最終的には自分のレコードの宣伝はしないといってマルクス資本論チョムスキー『On Anarchism』レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』を読めと言って薦めてました。途中観客に語るように、皆さん(観客)がここ(タワレコ)で売っているような綺麗に整えられた音楽の入っていないCDではなく、暗くてグロテスクで間違いのある僕のCDを買ってくれるのは、人生もそんなもの(暗くてグロテスクで・・)だって分かってくれているからなんじゃないかと思うという様なことを言っていて1人感動してしまいました。
そんなかんだでサイン会に並ぶべくリマスタリング版『COUP DE TETE』を購入。都合2枚になってしまいました。列が短い割には進まない、と思っていたら1人1人丁寧に話をしているじゃないですか!コンボピアノがスタジオ以外は割と紳士と言っていたのも納得です。少し酒臭かったけど 笑。僕は名前が短くてありがとう、と言われました。あと二言三言通訳の人を介して話させてもらい握手。前日と合わせて充実の2日間でした。