Clusterなど@UNIT

少し前ですが、UNITのアニバーサリーへ行ってきました。去年がSiver Applesで今年がCluster。レジェンドを召喚する祭りなのか。ということは来年あたりはクラフトワークが・・?

Clusterは01:30〜ってことで時間もないのでフロアで待機することにしてるんだけど直前の瀧見憲司氏のダウンビートかつコズミック な選曲がすんばらし〜。いClusterリスペクトなのか非常に良い前フリでした。やっぱりクラブで聴く低音は良いな。こんな風に踊ったのは 久しぶり。こないだのSuperDeluxeじゃ全く踊れなかったもんな。友人の情報によるとKentaro Iwaki氏の曲もプレイしてた模様。
ヨーロッパの小作人の家(ハウス)のリピートされる映像をバックに、ちょっと遠くて確認できなかったんだけどラップトップは無くてサンプラー やそんなのばっかり?(鍵盤もあった?)な機材でテクノを「演奏」するClusterの二人。一応ダンスミュージックなイベントのメインアク トだったにもかかわらずドラムがビートを刻む時間よりノイズやドローンを繰り出していた時間が長かったのは「アンビエント・テクノ」の始祖た る面目躍如か!?とことん身体に拠ったそのスタイルは前時代的だけれども(Silver Applesでの感じたことだけど)それだからこそ感動的で、その場で生成させる音に移入することもできました。フロアの雰囲気は微妙だったけど。
しかし彼らのスタイルがもはや2010年現在、ただのノスタルジーでしかあり得ないことをEvalaさんのライブで痛感したのであった(つなぎの瀧見さんのややアッパー目のDJもまたもや良かった!)。iPhone(?)のようなデバイスでコンロールされる非線的で立体的な圧倒的な音像。テレビも視覚だけでなく触覚化してきた現在、もはやダンスミュージックも体だけでなく脳まで揺らすものへと変容しつつあるのか〜、なんて圧倒的強度を誇るライブを聴きながら思っていた次第でした。
そのあとの田中フミヤ氏のDJがやたらライトに聴こえた、そんな05:00。完全終わっちゃってる雰囲気のUNICEではCluster&Enoがかかっていたよ。帰宅の途につくと家ではまだスペイン対パラグアイ戦が続いているのでありました。

Cluster II

Cluster II

Cluster and Eno

Cluster and Eno