KURT ROSENWINKEL TRIO@Motion Blue

素晴らしかった、カート・ローゼンウィンケル!レパートリーがスタンダード曲ってのもお構いなし、アンガスヤングよろしく帽子を目深に被りメロディを口ずさみながら体を前後に揺すりながらギターを演奏されるのは冒頭の静謐さも束の間、徐々にロック的な加速度でどんどん熱を帯びていくのが微笑ましい。
その様子は今の人らしくジャム系のノリに近いものを感じさせるものの、アプローチは全く異なりスポーティと形容してもいいような高速演算の如きコードチェンジ・メロディの展開は驚くべきものでした。しかもテクニックをひけらかしてるっていう体でもなく自然と体が揺れる音楽で非常に気持ちよかったなあ。ドラムとベースも派手さはないけど堅実な演奏でした(ドラムソロ以外)。脇を固めるっていう感じかな。

サインをもらえるってんで↓のCDを買ってしまいました。ミーハーなのです、エヘヘ。

レメディ~ライブ・アット・ヴィレッジ・バンガード

レメディ~ライブ・アット・ヴィレッジ・バンガード

今聴いてるけどこちらも熱っぽくていいです。しかしライナーノーツが酷い。他のモダーンJAZZの日本盤もこんなにツマラナイ解説が載ってるんですかねえ。

明日は朝5時に起きて金沢行くのです、オラファー・エリソン展を見に。早く寝なくちゃ。