今年灰野初めと音楽本購入

RyoTheLukewater2010-01-28


大分時間が過ぎ去ってしまったけども忘れないうちにメモしとこう。
24日SuperDeluxeに灰野敬二ジム・オルーク/オーレン・アンバーチトリオへ。今年初灰野さん。数えたら去年4回もライブ見てた。Sunn o)))に参加〜実験的ギタードローンの人という前評判はどこへやらオーレン・アンバーチがドラム演奏上手いイアン・マッケイみたいなドラムを叩くフリージャズ〜アヴァンロックな演奏でしたが、いつもの如く新鮮に響きました。完全灰野リーダーのロックバンドという雰囲気。ジムさんは完全に黒子に徹してた(でも特徴があって素晴らしいベース!)。用事があったので2部途中で中座したのだけど(導入部スティールギターを弾いてた)、友人からの情報によると2部も同じようなロック的盛り上りだったとのこと。
しかし毎度毎度感動してしまうのは、圧倒的に音楽に「ガチ」な姿勢が伝わってくるから?実は技巧的にももの凄いから?とか色々考えてしまいました。翌日のキース・ロウはどうだったのだろうか。会場の物販にて同トリオのCCAから出ているCD『ギヤマンクラゲ』を購入。これって普通のCD屋には売ってないのかな?


次の日新宿で時間が会ったので25分くらいかけて丹念に『ゼロ年代の音楽』を立ち読み。鼎談+重要(≒有名?)盤レビュー沢山。スタジオボイス休刊させたことである意味ゼロ年代を終わらすことに加担した松村さんの妙にアガっちゃってる感のある文章にも目がいったけど、年齢的にゼロ年代と一番接点あったと思われる二木信さんのレビューに頷くことが多くて非常に良かったです。

ゼロ年代の音楽---壊れた十年

ゼロ年代の音楽---壊れた十年

ちなみに『ゼロ年代の音楽』は買わずに、元『FADER』〜Headz現ディスクコルド原雅明さんの『音楽から解き放たれるために』購入。原さんの文章好きなんです。自分の興味と近いところがあるし。読むの楽しみ。

音楽から解き放たれるために? ──21世紀のサウンド・リサイクル

音楽から解き放たれるために? ──21世紀のサウンド・リサイクル