至福の時間@リキッドルーム
昨日はリキッドルームでモーリッツ・フォン・オズワルド・トリオでした。
パレ・シャンブルクで同僚だったトーマス・フェルマンがマニュエル・ゲッチングだったらモーリッツはホルター・シューカイだよな〜などと考えてしまったハンマービートな導入部を経た本編は、嵌ったら最後なかなか抜け出せないと言われる目くるめくダブミニマル曼荼羅の世界。
パイセンに連れてってもらってクラブ行きだしたのが約10年前で、そんときの、うわムーディーマンがイエロー来るらしいヤバイねとか、ノーマジーンベルキャンセルだってうわーとか、DJロランドのリアル「ジャガー」マジ喧嘩腰だなーとか、当時の興奮とかドキドキが踊りながら甦ってくるという、ここ10年のダンスミュージックの最良の部分を抽出したような素晴らしいライブでした。まじ感涙もの!
よくよく考えればベーシックチャンネル〜マウリッツオでサンエレクトリックでルオモという代々好きになった音楽やってた人たちだから当然といえば当然ですが。
演奏みんな良かったけど中でもモーリッツのエディット&ダブ処理はスゴかった。至福の前半を経た後半は実験的というには余りにダラっとしたダブで亜流プログレ崩れなその様子はヤン・イエリックのグループショウとの親和性が感じられたりして今後の展開というところで非常に興味深かったな〜。サンレコでの大友良英との対談で渋谷慶一郎が09年はミニマルが死んだ年と言っていたのだけど、・・・生きてましたドイツで。
いやホントに色んなものが呼び起こされました。今年はとても良いスタート切れました。
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比べてみるのも面白いかも。
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