Tokyo Photo2009

日曜最終日のTokyo Photoに何とか滑り込みで行ってきました。場所はベルサール六本木。住友不動産系のビルですが、最近都内にボンボン建っている。貸会議室の稼働率は決していいとは思えませんが。

それはともかく国内外の有名ギャラリーが出展していて非常に目の保養になりました。写真集でしか見たことの無いもののプリントもちらほら。アヴェドンのディオール+象(600万円!)とかアンリ・カルティエ・ブレッソンゲシュタポに密告した女を覚えていたやつとか、ウィリアム・エグルストンのプライマルスクリームのジャケットになった少年が首に蛇を巻いたやつとか、すぐ前に書いた杉本博司アーキテクチャシリーズとか。点数はあまり多くなかったけど非常に充実していました。とても人が入っていたのであれより多かったら疲れたかも。
色々回ってて、気になったのは古家万と斎木克裕、松江泰治、そしてJeffrey Milsteinの4人。特に斎木克裕氏のロイド・ライト落水荘の写真をカットして天地逆に組み直した写真とJeffrey Milsteinの航空機やヘリを真下から撮った写真は非常に好み。斎木氏のものは一見して混乱を誘うという現代美術のような印象だったし、Jeffrey氏のものはメカ萌というかオタク心を誘うような単純なカッコよさ。念のためプリントの値段を確認してみたところ35万〜60万程度だったのであえなく撃沈。写真集を買うことにします。

Aircraft: The Jet as Art

Aircraft: The Jet as Art

とりあえずこれ↑は欲しい。