国立ジャズ大学

RyoTheLukewater2008-12-02


日曜は国立は一橋大学で地域グループ主催の国立パワージャズというイベントへ行ってきました。メイン会場以外にもアマチュア楽団の野外ライブなんかもあり、手作り感が見えるナイスイベントでしたよ。 初めて行きましたが一橋大学、環境いいですね。季節柄銀杏がとてもきれいでした。

3セットあって、1つ目が初共演の梅津和時中村達也(元BJCのほう)デュオ。たっつぁんタム主体の8ビートがやたらとカッコ良かったなあ。4ビートも叩いてたけど、やっぱ勢いのある8ビートが一番似合うのよ。梅津さんはどんなビートでも余裕の熱演(ん、日本語変?)。そのブロウはファンキィなんだけど黒さじゃなくて日本的なもの≒演歌の心を何故か感じてしまいました。初共演とのことだったけど、バスクラリネットで持続音を吹いてドラムの音を目立たせたり、性急なドラムに高音のサックスが絡むロカビリーぽい演奏〜ジェスチャーと聴きどころ(見どころ)沢山で面白かったです。

2つ目が大友良英鈴木正人芳垣安洋トリオ。これが素晴らしかった!結構リハを重ねてる様子だったけど、盛り上がってって音楽的じゃ無くなるところとのバランスが凄くよかったっす。1曲目、全員ヴァイオリンの弓ぽいものを擦りながら始まったときはその先どうなるのか全く予想つかなかったのですが笑。ジャズっぽいものの時々意図的に破綻するリズム隊を、セミアコの太いジャズギターの音が脱臼した様に引っぱって行く1曲目を経て、寸止めのメロディがギターで奏でられるオーネット「ロンリー・ウーマン」(これ、最高だったよ!)から静かになって最後ポストロック的な展開になって終わるっていう2曲目(?)が特にヤバかった。それにしても芳垣さんスゲエ。

3つ目はお馴染み渋さ知らズオーケストラ。どうしようかなあと思ってたんだけど見てよかった。ステージ上から見てたのでメンバー間のやり取りとか色々見れて興味深かった。片山さんが一番終わりに登場して一番最初にソロ吹いたのは笑えたな。講堂なので席付きなんですが、お客さん立って踊ってたよ。楽しかった。

その帰り三鷹〜吉祥寺と中央線ブラリ途中下車の旅で、途中ソフツにて冬なのにTシャツを買ったりしつつ教えていただいた牛角にて肉を頬張り帰途に付きました。充実充実。