新宿バーニング

朝起きたら完全な2日酔い。。ウコンの力の力及ばず、です。
まあ家でしばらくゴロゴロしてたら復活してきた。 CCレモン、久し振りに飲んだらウマイなあ。
そんでもって友人と7時前に待ち合わせ、灰野敬二(ギター)+ジム・オルーク(ベース!)+久下恵生(ドラム)のトリオを見に新宿JAMへ。

我ながら前日となんつー落差。 結構会場内は混みあってた。灰野さんが出演すると外人率が高くなるというのは定説。
かなりロック寄りの演奏(というかハードコア)でしたが、サーファー気分になっていた僕がバカでした、ごめんなさい。すっかり混沌の世界に逆戻りです。
音楽的なイニシアティブは灰野さんが握っていると思しきセットで、いつものような「唐突に胸ぐら掴まれる感じ」は希薄なもののその分ギターのテクニックを堪能できました。思ったより指摘されて無い気がするんだけどスゴイのよ。静かな歌の印象的なフレーズ(か・ら・ま・わ・り など)から轟音パートへ移っていく様は圧巻。ノイズが臨界に達して空間が溶けるかのようでした。
久下さんはFlYING RYTHMSのドラミングを想像してたら全く違う、なんつーか「圧」が凄い。通常の8ビートを叩いている最中でも突然走ったりウラを強調したりしてました。
しかし、ジム・オルーク!ジムさんのベースが圧倒的に素晴らしくてびっくり。テクニック的にももの凄いし灰野さんとのノイズ合戦でもファズを多用した重層的な空間を作り出してました。やっぱこの人は非凡だなあ。2曲ほどダブぽいフレーズで展開して、うお灰野敬二がダブ!とか思い、驚きでした。
気が付いたら1時間30分くらい。予想外にアンコールもやってくれて10分ほどバーストして終了。良かった。このトリオでCD作ってくれないかな。

濃い週末でした。ヘロヘロになったけど。