近くのドアーズ
オルダス・ハクスリー『知覚の扉』読了。
- 作者: オルダスハクスリー,Aldous Huxley,河村錠一郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1995/09/11
- メディア: 文庫
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『アマニタ・パンセリナ』の元ネタかな。幻覚剤メスカリンを医師の監視のもと合法的?に服用実験した体験記。あくまで冷静な筆致が説得力を増すことに成功してる。流石にインテリ肌の小説家。
賛成反対は置いといて、宗教的体験しかも究極的な目的である神との合一を科学的に果す事ができるということ、しかもそれが所謂ドラッグによって実現できるという説は当時の世論と宗教側からの反応を想像すると痛快。
同時収録の8篇のエッセイは正直退屈でした。当時のアメリカの気分を知りたい方にはお勧め。
そして、またもやVHSで『彼女を見れば分かること』を観賞。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2002/01/25
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ちなみに監督のロドリコ・ガルシアは、ご存知ガルシア・マルケスの息子さんです。