激しい筋肉痛ですが

カラックス週間か。先日に引き続き第2作目『汚れた血』を見る。
前作の才気迸ってる感じは後退したものの、代わりにカラー映像の組み合わせの妙というか美しさと、どうリアクションしたらいいか分からない妙なユーモア感覚など、良くも悪くも余裕が感じられる仕上がりに。
いやでもいい映画です。主人公2人が素晴らしい。特にドニ・ラヴァンデヴィッド・ボウイ「モダン・ラヴ」に合わせて「いきなり」走るシーンなんか、、。カラックスは思春期の感覚を持ち続けていたんですね。ハッとしました。
若き日のジュリエット・ピノシュもいいですけど、個人的には元カノの子の方が好みでした。日本人では出ないであろう可愛さ・・・
ちなみに僕の持ってるVHS、リュック・ベッソンのコレクションってことで映画の前にベッソンの喋りが入ってた。なになに、「映画の概念を見直させた」だって。ふーん。

汚れた血 [DVD]

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あと、タワレコWポイントってことでカラヤン指揮ベルリンフィルグレン・グールドピアノ共演盤を購入してみました。こんなんあったんですねー。何をはじめに買っていいのか分からないクラシック。入り口はグールドです。。

Beethoven: Piano Concerto No.3; Sibelius: Symphony No.5

Beethoven: Piano Concerto No.3; Sibelius: Symphony No.5

ともかくダイナミックレンジがよく聞く音楽(例:ロック)と段違い。これは体を浸す音楽ですね。クラシック愛好家がオーディオに走る気持ちも分かる。定位がバシっと決まってて囲まれるように聴いたら気持ちいいだろうなあ〜。
しかしクラシックって、よくできた電子音楽の様に聞こえる瞬間がある。だってなんつーか完璧じゃん 笑。