赤・マル特
今日(11月27日)は“竜神”天羽・セロニアス・時貞曰く「六本の弦(いと)の化け物」ことジミヘンの誕生日なのですね。あと4ヶ月余りで27歳になってしまうー。うーむどう考えても彼の偉業に追い付くことは不可能ですな。
さて、今日オネッティ『はかない人生』が届いたので、集英社文庫「ラテンアメリカの文学」シリーズも大分揃ってきました。あとはフエンテス『老いぼれグリンゴ』だけですね。実は『老いぼれグリンゴ』、ハードカバー(『私の愛したグリンゴ』という題)で読んだことがあるのですが、訳が悪いのかイマイチ面白くなかった。というかよく分からなかったのです。文庫版を買ったら読み比べてみたいものですね。と思って今確認したら訳者が同じでした・・・
フエンテスと言えば個人的には岩波文庫から出ている『アウラ・純な魂』を推したいです。幻想系中篇ではセース・ノーテボーム『これから話す物語』と並んで最高にグッと来た作品です。
- 作者: カルロスフエンテス,木村榮一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/07/17
- メディア: 文庫
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- 作者: セースノーテボーム,Cees Nooteboom,鴻巣友季子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/10
- メディア: 単行本
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