タンゴin代官山
フジロックのリハビリというわけではないですが、昨日は鬼怒無月さんがやってるタンゴバンドSALLE GAVEAUのライブを見に代官山「晴れたら空に豆まいて」へ行って来ました。
鬼即興とユーモアが交錯するフュージョン型?タンゴで相当かっけー。1曲目のかなりピアソラな「アローイ」曲いいですね。パーカッシブな感じがかなり好み。アコーディオンの「ピューン」て音や、ヴァイオリンの「カツ、カツ」て音など、タンゴのCD聴いててもイマイチ何の楽器か分からなかった音があったのですが、今回のライブでかなり氷解したのは良かったです。バンドは特にヴァイオリン喜多直毅さんとベース鳥越啓介さん(元phat)が印象的でした。喜多さんは非常に即興的かつ情熱的な演奏をしていてついつい目が行ってしまいます。また、鳥越さんとても陽性なグルーヴで良い!しかも最近phatのCD買ったばかりなので。。それにしても鬼怒さんがトータル15分くらい喋ってたのにはビビりました・・。ゲストの会田桃子さん(ヴァイオリン)の歌いっぷりも素敵でした。ピアソラ聴くと結構死にたくなるのですがサルガヴォは楽しい気分になるのが夏に良いですね。
しかし代官山にこんなところが。。「月見ル君想フ」が和風ダイニングに接近したような内装はかなり不思議な感じです。今月末には猫沢エミ(懐かしい)のライブがあるらしい。
ようやくキップ・ハンラハンの最新作『Beautiful Scars』買えました。今聴いているのですが、素晴らしいですね!2曲目では不覚にも泣きそうになりました。最近こんなことはあまり無かったのですが、いいもの聴いたらやはりそれなりに体が反応するものですね。
アメリカン・クラーヴェ関連の日本盤を買ったのは初めてなのですが、詞の対訳が付いてて得した気分。こんなこと歌ってんのー、と目から鱗です。音楽(録音)と同様、あまりにリアルな歌詞でした。これ全てキップが書いているとしたらかなりの詩人ですね。
- アーティスト: キップ・ハンラハン
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んで、今日ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』読了です。ラテンアメリカ繋がりってことで。多分最新作(2004年執筆)なのですが、かなり淡々としてて驚きました。
わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))
- 作者: ガブリエル・ガルシア=マルケス,木村榮一
- 出版社/メーカー: 新潮社
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