アフリカン・ミュージック

RyoTheLukewater2007-05-10

うー、酒飲み過ぎた。酒の飲み過ぎだけは避けたいすね、酒だけに。しかし、焼酎を前もって水と合わせておいたものをぬる燗すると何と旨いことか。
と言うわけで、火曜日は東急主催の「AFRICAN MUSIC NOW」@オーチャードホールへ。ワガン・ンジャエ・ローズというセネガル伝統太鼓の人のグループは名前が「ン」で始まっているだけありなかなか面白かった。普段耳にすることの無い土着のリズム。最後に出演したピエール・アンゲダンゲというガボン出身の盲目のシンガーは割と普通のポップス。しかし、ガボンという国の名前を知っただけでも価値があったってもんだ。これはもともとファンだったこともあるけど一番素晴らしいと思ったのは坪口昌恭さんの演奏だ(その後のポリリズム講座は微妙だったけど。分かり難いすよ、坪口さん・・)。たった1人で最先端のワールドミュージックを奏でていた。菊地さんよりもセンスいいんじゃないか。
それにしても、会場の雰囲気がバブリーだったのが気になった。遠くから来た人をステージ上に上げて見てあげようという空気はあまり褒められたもんじゃないな。そういう意味では吉本多香美のコメントや司会の健闘振りは素晴らしかった、本当に。坪口さんのあの演奏からサバンナや星空を感じられたと言っていたのだから、凄い感受性を持っているとしか言いようがないし、羨ましいす(皮肉では全くありません)。