桜前線異常アリ

RyoTheLukewater2008-03-23


桜が咲き始めました。出会いと別れの季節です。ていうか1年経つのが早くて、僕の泥だらけのスニーカーじゃ時間に追い付けないよ。


土曜日はもうすぐ終わるからていうんで「建築の記憶」展@庭園美術館へ。かなり混んでた。建築と写真の関係を江戸時代後期から現在まで。
石元泰博が撮った桂離宮の写真はやっぱ素晴らしい。もの凄いモダンな視点。しかも桂から仏教の「不二」(異なるように見える2つのものは、異なる2つのものではない(1つのものである)、ということ。何たる肯定!)を感じ取るなんて深いな。中沢新一『悪党的思考』を読んだ直後だったので色々思うところ有りです。
建築を抽象化してシンボライズさせる天才、杉本博司(チョー好き)の作品も見れて良かったけど、光の教会住吉の長屋の2作品だけだったのが不満。なぜにどっちも安藤?
鈴木理策の青森建築美術館の写真も見ていて不思議な感じがした。そこ(建築)に行ってみたくなったし、そんな風に思わせる写真なんて今までに無い感覚だ。


その後自転車でぶらっとしてIDEEにて念願の倉俣史朗の図録を購入。これ、オリジナルがオークションとかでかなり高くなってて正直手が出なかったんだけど、今回の復刻でようやく手に入りました。ナイス判断。


この季節になると、妙にエレカシのこの曲が聴きたくなるのです。

う〜ん、青春。