実家へ帰る

RyoTheLukewater2007-07-24

先週日曜に急遽実家へ帰ってきました。なぜかというと故郷で地震が発生したからなのです。
写真は市街地から車で10分程行ったところにあるホームセンターなのですが、普段は珪藻土とか季節の必需品が置いてあるべき入口部分が赤色コーンで一杯で、つまりそういうことでした。
幸いにして僕の家はそこまでの被害は受けていなかったのですが、少し海側に行った、例えば通ってた小学校の辺りなんかは倒壊した家、突き出たマンホール、ひび割れた道、という風景が展開してて寒々しい気持ちになりました。所々直してありましたが、復旧まではまだまだ時間がかかりそうです。まあ家族が元気で何より。電気調理器具を駆使して作った料理が美味かった。

あと、原発について。森本のいるカターニャが今回の事故を懸念して来日を取り止めるくらい世界的には大ニュースらしいのですが日本での報道は控えめな印象。これは東京電力が新聞・TVの大スポンサーだということが関係しているのでしょうか。完全に安全が確認(あ、韻踏んでる)されてから操業を再開して欲しいのだけれど、家族に原発勤務者がいるので正直複雑な心境です(苦笑)。

で、今日オルダス・ハックリィ『猿とエッセンス』読み終わりました。核戦争後の世界を舞台にした、『猿の惑星』の先祖みたいな小説なのですが、原発事故が頭にこびり付いてるので余計リアルに読めました。

猿とエッセンス (1979年) (サンリオSF文庫)

猿とエッセンス (1979年) (サンリオSF文庫)