アートで候

土曜日は会田誠×山口晃「アートで候」展を見に上野の森美術館へ。ABAB(アブアブ)前集合。アブアブアブアブ。西郷どんが笑ってたぜ。

アホな感想だけどいずれも絵が上手い。実力が下敷きにあってその上にナイスなアイディアが乗っている好例を見れた気がしていい気分。山口晃もともと好きだったんだけど会田誠の無闇矢鱈なエネルギーに結構ぐっと来てしまった。作品に非常にフックがあって会場中わりと頻繁に同行者とクスクス話ながら観てたのだけど、何らかの感情・会話を誘発できる作品というは何と素晴らしいことか。逆に言うと観てもそういったものの発露が全く無い芸術作品(芸術、と作ってる当人は思ってる)も凄く多いと思うんですよね。特に音楽とか(総てを「アーティスト」と呼ぶのはもういい加減止めたほうがいいじゃないか)。とまあ、そんなことを思ってしまいました。内容のいい展示会かと思います。お勧め。

というわけでコレ↓注文したい。

山口晃作品集

山口晃作品集

三十路―会田誠第二作品集

三十路―会田誠第二作品集


その夜はまたしても鳥小屋もつ鍋をお持ち帰り。うまし。ついでに妹に送ってもらった「越乃影虎」梅酒も旨い。恐るべき丸さだ。ありがとう妹。