行列→ATAK NIGHT→行列

フジロック早割りチケ引き換え券、無事確保できました。駐車場券もなんとかゲットできたので、これで一安心です。

23日の21時くらいに友達に合流したのだけど既に行列が凄いことになってて、軽い眩暈が。何か年々ハードル高くなってくなー。去年は23時位に並んだのだけど全然今年より前行けたんですが。


途中0時前に若干の後ろめたさとともに中座し、ATAK NIGHT@UNITへ。なかなかどうして素晴らしいイベントでした。サルーン無人バーと化していたし 笑。丁度着いたのがMariaさんのセット終了直前で、そこから3時間強、ニヤニヤしながら楽しみました。

音楽についての詳細な解説はどうにも上手く言葉では出来そうにないのだけど、今回思ったのが、特にevalaさんと渋谷さんのセットは会場の空気の質が変わったように思えたこと。evalaさんの回は空気が重さと湿度を、渋谷さんの回は種類が変化したような印象。

入って観た順番で、最初はevalaさんのセット。空間が低音に浸食されるような感覚。その上でノイズがのたうち回り、寝ぼけていた頭がスッキリする。前半〜中盤位にはビートらしきものが出現し、意外にも?結構踊りました。

その次はGoemで、予想以上にアグレッシブなビート。個人的な嗜好なのですがアクリルカラー+記号のヴィジュアルはツボでした。

次に出演したTerre Thaemlitzは、僕は知らない方だったのですが、これが凄く好み。機材等のトラブルがあったようにも見えたのですが、汗が出るくらい踊りました。クリック+ドラムンみたいな曲が好みでした。

そして渋谷さん。圧巻。ジェット機に蹂躙されているような感覚。でも全く不快ではなく頭の中と体さえ動いてしまう。日記でも書かれていたように音の解像度が高く、音の表面のザラザラまで見えてしまうかのようでした(下手な例えですが)。途中一瞬バックが真っ青になったのですが、これが一番今回の音に合っていたように思いました。すっかり圧倒され、最終盤のドローン風の音に気持ち良くなってボーっとしてしまったのですが、直後の灰野敬二さんのプレイにブッ飛ばされることに。

「ピギャー」というボイスパフォーマンスをリアルタイムでサンプリングして、2台のテルミン(?)で操っていたのですが、それでけのことで驚きを与えられるのがまず凄い。初めて灰野さんのパフォーマンスを見た同行者(女性)は驚きのあまり笑ってしまったと言っていましたが、彼女の想定のはるか範囲外だった、ということなのでしょう。こういった電気音楽中心の今回のイベントで絶妙な異化作用として機能していました。

灰野さんの後にPan Sonicの2人が登場。いい流れ。磐石ですね。CDとは違いクラブ仕様のプレイで非常に盛り上がっていました。ノイズがもの凄くいい音でビックリ。あのエフェクターみたいなやつは何なんでしょうか。1時間くらい踊って疲れたのとフジ行列に戻らないといけないので、UNICEで休憩して4時過ぎにUNITを後に。
楽しかった。半年に1回くらいやってくれないすかねー。今日(25日)も出演者でセッションをSuperDeluxeでやるみたいで、それも非常に行きたいっす。
これ↓欲しい。。ので、これから買いに行きます。

ATAK010フィルマシン・フォニックス

ATAK010フィルマシン・フォニックス


そんでもって、ホクホクしながら4時半位に行列に戻って、ずっと待ってた仲間に冷たい目で見られつつ7時過ぎまでウトウトして整理券を受け取る。この頃にはあまりにも体が冷たくなってて、頑張れば凍ったバナナの如くクギを打てそうでした。
その後少し寝て13時前にパルコクアトロに戻り、岩盤のワイルドなスタッフさんにお疲れ様と労われつつチケット引き換え券を貰い(ヤッタ)、折角早い時間なので買い物でもと思いブラブラして18時位に帰宅して直後にバタン。そのまま12時間以上寝て、今起きてこの日記を書いてます。
ああ、長い一日だった。